コラム

document 25 「かなり偏食的な甘党」
 どうも、トム・グレンです。
 第3回目です。今回もネタがなくて苦しんでます。今週は仕事で取材に行ったり、結構いろいろなことがあったはずなんですが、パソコンに向かうとぴったりと手が止まってしまいます。なんででしょう。
さて、今回は「好物」について書きたいと思います。

私は酒飲みですが、結構な甘党です。
なんとなく、酒飲みって言うと、甘いものは苦手というイメージがありません? さすがにビール飲みながらチョコレートは食べませんが、コーラを飲みながらおにぎりも食べられないので、お互い様ということで(最近の若い人は、コーラを飲みながらおにぎりを食べるそうですね)。
どれくらい甘党かというと、外食してもメインよりもデザートが気になるほどです。クリーム添えのシフォンケーキなんて出された日には、思わず笑みをこぼしてしまいます。ま、はっきり言ってしまえば、精神的に子供なんですね。お子様ランチを目の前にした子供のような表情をしています。たぶん。
そんな私がずっとはまっているのが、「ドライフルーツ」。
中でも好きなのが、ドライイチジクです。イチジク自体は食べると口がかゆくなるので、あまり好きではないのですが、これは別です。あの独特の味も良いのですが、なんといっても最高なのは、食感。少し固めな果肉の中の種がアクセントになっているんです。その食感はまさに食べるのを楽しむと言った感じです。ここまで読むと食べたくなるでしょう。というか、書いてる自分が食べたいんですけどね。
それと急に飲みたくなるのが、「ルートビア」。
名前に「ビア」と付きますが、ノンアルコールです。私の周りではこれが好きという方は沖縄出身の人くらいです。他の友人や家族に飲ませると、「薬みたいな味がする」と言われます。たしかに匂いも味も薬みたいですが、そこが良いんです。
それに「ルート(根)」を使った飲み物なんて、なんだか黒魔術的な雰囲気で良いじゃないですか。この冬は話題の某魔法使いの映画も始まることですし、ちょっと魔法使い気分でゴブレットにでも入れて飲んでみてはいかがでしょうか。

そういえば私の作品中でも、アンおばさんがミントグミを常備しています。最初はマシュマロにするつもりだったんです。じつはマシュマロも好きで、「雲を集めてハチミツと混ぜ、マシュマロを作る博士の話」を書いたことがあるほどです。
それがなぜ、ミントグミなのか。
ちょうどこの作品を書いていた頃、母が行きつけのお菓子の計り売り屋さんで、ミントグミを買ってきたからです。どうやら、私には身近なものからネタを引っ張ってくる癖があるみたいです。
ちなみにうちの母は、ジェリービーンズがすごく好きで輸入雑貨店に行くと、必ずといっていいほど買っています。若い頃の母は、米軍基地で輸入菓子を食べていたそうです。 どうやら私が変わった甘党になったのは、そんなものばかり買ってくる母のおかげみたいです。

つづく

トム・グレン(作家『アンおばさんのクリスマス』好評配信中)

(01)「間違いだらけの童話の認識」
(02)「『色』に関する色々な事情」
(03)「かなり偏食的な甘党」
(04)「取りとめのないクリスマスのこと」
(05)「星を見上げるおせっかい男」


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