皆さんこんにちは。「たそがれナンバーズ」の岡信夫です。
2003年もいよいよ本格スタートですね。年の初めと言えば「今年は○○するぞ!」なんてのがよくありますが、私の目標は年内にショートショート集の第2弾を完成させる事です。そしてさらに余裕があれば「写真集」なども作りたいと思っています。読者の皆さん、今年の目標は何ですか?
さて、「短い」にこだわったコラムの第5回目は「ゴミになるまでが短いもの」です。
一般的に「ゴミ」と聞くと、まるで「生ゴミ」か何かのイメージがして、あまりキレイな印象ではありませんが、私がここで言う「ゴミ」とは所有していた人が不要だと感じた物を指しています。つまりは捨てられる事が決定してしまった物です。最近と言ってもここ何年もの話ですが、物が豊富な時代になり使い捨てになるもの世の中には多くありますよね。まだまだ使えるのに持っていた人がいらないと感じた時点で「ゴミ」扱い。これでは世に中も「モノ」達もたまったものではありません。そしてこういう事態が増えてくると当然の事ながら「ゴミ問題」も深刻化する訳ですが、唯一救われる想いがするのが「リサイクルショップ」が不景気の中でとても元気がいい事。
私は自分で言うのもなんですが、物をとても大事に使うタチです。ですから手放すときに関しても、そのまま捨てるのはとても気がひけるので、欲しい人に譲ったりとかリサイクルショップに売りにいったりということが多く、そんな関係でかなり以前からよく利用しています。
特に自分が住んでいる地域のショップはほとんど網羅していて、当然のことながら新しい店なんかが出来ると必ずチェックに行って、頭の中のデータベースに加わるわけです。
そしてすでに知り尽くした店なんかは、ここはこういう製品が多いとか、あっちは商品の回転が早いとかという情報はもちろんの事、あの製品はあのあたりに置いてあるとかのレイアウトまで知っていたりします。
さてリサイクルショップと言えば当然、物の売り買いがされる場所で、一般的なものでは電化製品などがわかりやすいのですが、売りに来た本人にとっては不用品。しかし、故障もしていない製品だったら、欲しい人からすれば大事な実用品な訳で、いらない人と欲しい人が上手く出会えればゴミになりかけていた製品もまた蘇る事が出来る訳です。
最近はリサイクルショップを意識してか、買ったけどいらないと感じた製品はかなり早め、要は「旬」のうちに売りに来る人が多いのか、店頭に並んでいる製品も新品と区別がつかないものが多いようです。さらに箱や説明書などもちゃんと保管している場合が多く、ひと昔前のリサイクルショップのイメージとは大きく違ってきています。
また、リサイクルショップの醍醐味と言えば、自分が持っている旧型製品の部品などが手に入ること。すでに生産中止になってしまった物やちょっとしたお宝など、販売店に頼んでも手に入らないようなものに時々巡り会う事が出来たりします。私はそういった製品に出会ったときには「どんな人が使っていたのかな」とか「なんでこんないいもの手放したんだろう」なんて、ちょっとしたドラマを感じる事があり、時にはショートショートのネタになったりと……。
しかしリサイクルショップが元気がいいとは言いながらも、やはりゴミにされてしまう製品は後を絶たないわけで、不用品を生み出している「使い捨ての時代」はなんとか改善したいものですね。
「ゴミになってしまったもの」にちなんだお話と言えば「たそがれナンバーズ」の中に「三つの願い」と言う作品があります。「ゴミ」をめぐってどんな話の展開になるのかは読んでみてのお楽しみです。
ゴミの中にもネタを生む「たそがれナンバーズ」。是非読んでみてください。
つづく
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