| 詩の素材は、日常のどんなところに転がっているのでしょう。心のアンテナは、どんな場面でそれをキャッチするのでしょう。繊細な感性を持った女性の場合、そこに共通点は見えるのでしょうか、それとも……。今回紹介する作品は、難病と闘いながら詩を書く喜びに目覚めた女性の詩集「命のプレゼント 〜心臓病をありがとう〜」寺嶋しのぶ・著、強さと弱さの狭間にある女心を素直に詠んだ詩集「猫のかんづめ」杉山佳菜子・著、詩を書くことで自分探しの道を進んだ女性の若き日の詩集「16ざんげ 〜やわなひとりごと〜」沙里あきく・著。それぞれに“個の自分”を持つ女性の内なる声が響く詩集をご堪能ください。 |
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| 重度の先天性心臓病を背負って生まれた著者は、5歳、6歳、8歳の時に手術を受け、懸命に病気と闘ってきた。中学校へ入学するも、病気のために4日間しか通えず、養護学校へ入学することに……。しかしこの転機が、さまざまな人との出会いに繋がり、何より彼女に詩を書く楽しみを与えてくれた──。14歳から18歳までの間に書き綴った詩をまとめた一冊。未来への夢と現実の不安が自分の言葉で表現されている。23歳の若さで人生を終えた女性の“生きた証”が美しく輝く詩集。 |
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| 「あたしは強い──今転んだとしても、この泥、はらい落としてやる!!」と高らかに宣言したかと思えば、「淋しくて泣いたんじゃない──夜になると、ときどき涙が溢れて眠れなくなる」と自分の弱い姿も素直に見せる。著者は、その時々の等身大の想いを詩にぶつけてゆく。いろんな味の詩がつまったこの“かんづめ”──その素材は、感謝の気持ち、女の意地、そして誰にも語ったことのない内緒の話……。(読む前に「好奇心」という名の“かんきり”のご用意を!) |
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| 両親の子供に生まれたことが一番の幸せだったと思う一方、「私が子供でごめんなさい」とずっと感じていた著者は、自分には何の取り柄もなく、誰からも必要とされないと思い込んでいた。そんな彼女にとって、詩を書くことは、自分の内から発せられる、たった一筋の光だった……。この光だけは何があっても消してはいけないと大切にし、書き溜めた詩の結晶がここにある。「みんな“誰かの大切”なんだよ」──そんな著者のメッセージがつまった詩集! |
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